老後資金を考える
老後資金を考える時、老後全体を通してお金がいくら必要かなどということを実際に計算できるはずがありません。しかし、メディアでは決まって老後資金の算出があり、年金受取予想額が登場し、差し引きの不足額が出て自助努力の目標が示され、最後に自助努力の手段の紹介がされます。
他にも老後を考える上で、仕事や健康、人倫その他色々な意味での準備がありますが、やはりまず一番気になるのは金銭的な面の老後資金でしょう。
老後は自由気ままに楽しむことができる第二の人生という捉え方もでき、同時にこの世に別れを告げる前の準備期間という捉え方もできます。そしてその老後という時間は決まっておらず、千差万別です。このように老後は、漠然としていて掴みどころがないせいで、不安が忍び込みやすいのかもしれません。
また世間一般の傾向として、老人のイメージも芳しくないものが多く、病気がちで要介護の老人が多いならば、せめて老後資金ぐらいはたくさん持っておきたいという気にさせられます。ただし20年や30年後に基本年金額が60万、120万円といった個人年金保険契約が多く見られますが、10年以上先の金額の価値を今から測ることは不可能です。
リストラ、終身雇用制度や年功序列制度の後退などで、老後を含めた将来は自分で切り拓くべき領域が大きくなってきました。そのため真剣に老後のことを考えるのではあれば、今をきちんと乗り切るのが先決ともいえるでしょう。